USUM S12記録 カビマンダレヒレ
皆さまシーズン12お疲れ様でした。
今回も自己ベストは更新出来ませんでしたが、カビマンダレヒレという並びに新たな可能性を発掘出来たので記録。
(最高:1839/最終:ナイショ)
下のスクショは途中撮ったもの
・構築経緯
初めはカバマンダガルドが使ってみたくなり、それに準じた構築を作ったは良いものの全然レートは上がらず。かなり弄ってみたが納得いくものは出来ず、レートとともに構築はリセット。
それでもボーマンダは使いたいと思ったので使い慣れたサイクル軸をマンダベースでやろうとなりました。そしてマンダと相性の良いポケモンを色々と試すうちにとあるポケモンのポテンシャルに行き着いた。それがカビゴンである。高耐久に積み技と自身が詰ませ要因になれること、カビゴンの苦手な格闘タイプにマンダが強いこと、逆にマンダの苦手なバンギラス、ポリゴン2(毒持ちを除く)、メタグロス(アムハンはノーセンキュー)らに対しても強いこと、ギャラドスやボーマンダなどの強力な物理積みエースに真っ向から張り合えるなど、この子のポテンシャルに惚れ込んだ筆者はカビマンダをベースに構築を再開。そして出来たのが下の構築である。
カビゴンとボーマンダは確定、放り込まれやすい毒を封じるため、カビゴンともマンダとも相性補完の良い嫁枠カプ・レヒレを採用。当初は図太いHBベースだったが、役割対象の一部がカビゴンで張り合えることが分かったため瞑想&控えめHSベースに変更。
このままだとマンダにボコられるのでレヒレ、カビゴン、マンダとそれぞれ相性の良いテッカグヤを入れた。ちなみに色違い。しかも冷静、めざ氷と完璧。
一貫する電気対策にマンダが暴れてゲームエンド、というルートも作れるカバルドン。この子もウルトラホールの先で出会った色違い個体。
最後にテッカグヤ、高耐久水が重いと感じたので崩し要員も兼ねて使い慣れた格闘Zレボルトと採用し完成。
・個別紹介
カビゴン@フィラのみ(NN:ナカヤマ)
意地っ張り、食いしん坊
技 恩返し 地震 鈍い リサイクル
配分 H4 A52 B252 D196 S4
H偶数、Bぶっぱ、Dテテフのサイフィ込みサイキネ確定3(他ネットにはHにもっと振った調整もありますが、Aにももっと割きたいこと、これがテテフサイキネ耐えの為の配分が最も少なくて済むことから。ミミッキュ相手は皮剥がれていない限り逃げましょう)
新相棒。可愛くて強いおデブちゃん。リフレでこの子愛でてみ、超可愛いよ。
当初はクッション、次第にエース。どんなもんかなと思ってクッション採用だったものの、積み技の存在によりポリ2と違い自身が詰ませ要員になれるので新たな勝ち筋を見いだしてくれた。ラッキーでは詰ませ性能は抜群だが攻撃性能は皆無なのでこの子が丁度良い。ラッキーでは詰むゲンガー、ギルガルド(毒以外)にも強め。
コケコのエレフィ込みZ10万ボルトも余裕で受かる耐久力。物理方面も鈍いの存在により積みエースの起点にならない。はたき、急所と追加効果だけはノーセンキューだが、それを覆すこのポテンシャルは凄まじいものを感じた。
来期もパーティ候補の筆頭に挙がると思う。
カプ・レヒレ@ウイのみ(NN:フィン)
図太い→控えめ、ミストメイカー
技 波乗り ムーンフォース 瞑想 挑発
配分 H212 B20 C36 D4 S236
H4n、S最速キノガッサ抜き
嫁。こちらも可愛い。ミストおばさんとか吐かしやがった奴は表出ろ(💢◉_◉)ゞ。NNはレ「ヒレ」から。
先述のように当初はHBベースだったが途中で最速ガッサを抜けるHSベースに変更。これによりガッサにも比較的強めに出られ、ガッサ入りに負けることは少なくなった。
カビゴンの苦手な毒持ち、バシャーモ、ミミロップに強い。ルカリオはマンダさんカバさんお願いします。また、とにかくカビゴンに毒を放り込まれるので採用。
陽気、威嚇→スカイスキン
技 恩返し 竜の舞 身代わり 羽休め
配分 H164 A84 B4 D52 S204
H:16n-1、A:余り、HB:A188ランドロスの岩石封じを威嚇込みで身代わり確定耐え S:最速ジャローダ抜き
エース、カッコイイ、強い。NNはフレ戦などで型偽装可能。
最近はめっきり減ったジャロ抜きマンダ。理由としてサイクル構築なのでなるべく行動し相手のパーティに負荷をかけていくことが重要であること、意地マンダがメジャーになっている環境で大体のミラーマッチに勝ちやすいこと、そもそも筆者が意地マンダを扱えないことが挙げられる。
それでも耐久力、火力ともに優秀なスペックを誇るため、本来はサイクル軸ではあるものの、カバルドン始動の対面構築擬きも出来るのは大きかった。
テッカグヤ@食べ残し(NN:ぐーや)
冷静、ビーストブースト
技 ヘビーボンバー めざめるパワー氷 火炎放射 宿り木の種
配分 H228 A4 B60 C100 D116
努力値配分は某サイトに載っていたものを丸々拝借
自慢の色違いテッカグヤ。冷静めざ氷の厳選中だったのだが、試行回数の割にすぐ出て来たうえ、理想の個体だったので明日死ぬんじゃねーかと思ったくらい。NNは勘の良い方はお気づきかもしれないが、東方projectの蓬莱山輝夜から。元ネタは黒髪なのにね。
一応証拠写真↓
レヒレ、マンダ、さらに毒無効ゆえにカビゴンとも相性の良い鋼枠、重いミミッキュキラーとして採用。よく身代わりを置かれましたが、めざ氷の存在により起点にしようと出てきたマンダをニコニコしながら尽く返り討ちにした。
腕白、砂起こし
配分 H228 B140 D140
配分は有名なやつの丸パクリ。特に言うこと無し
ウルトラホールの先で出会った色違いの個体。ご存知起点作り(ウー)マン。マンダと組んでカバマンダにも。NNは某ハンバーガーショップ名と体色の引っ掛け。
正直ありふれた調整なので書くことがないw
ボルトロス@格闘Z(NN:ボルじい)
臆病、蓄電
技 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 悪巧み
配分 H100 C156 S252
H:8n-1、C余り Sぶっぱで最速
崩し枠。ヤミヌケ以外は受けルかかってこいやなので、筆者はこの子に全幅の信頼を置いてます。
Q.なんで中途半端にHに100割いてるの?
A.ステロダメージの軽減、メジャーどころの弱点技が確定耐えしてくれることが多いから
事実、CSぶっぱの個体では落ちていたであろう攻撃(この子が残HP12未満)をよく耐えてくれたのでこの調整は大正解と思っている。
・重いポケモン
マンダを先に展開するかレヒレカビゴンで詰めるかしか対応不可。そうしてでもタスキアーゴヨンは無理。
サンダー:
レボルト以外対面不利。毒無しならカビゴンで余裕なのだが。
・選出
基本的には決めない。先述の通りどの子を選出しても相性補完がとれているように組んだつもりなので。
・総括
結果最高レートで1839。自己ベストに3届かず、さらにこの後なかなか勝てなくなり、悔しい結果に終わってしまった。
ただカビゴンのポテンシャルには惚れた。カビムドーという並びが存在するように、カビゴン自身の詰ませ性能というところには受けループのような芸当も出来る。
この構築が出来たのが終盤に差し掛かった頃。ゆえに時間が足りなかった感が強く、次期もカビゴンマンダを煮詰めてみたい。やっぱりサイクル軸の方が自分には合っている気がする。
連絡先:
Twitter:@meltme0720
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