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【単体考察】ノーマルZカビゴン亜種

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カビゴンの全力のZ技!

→相手は死ぬ(現実なら確実に)

 

嫁ポケはカプ・レヒレ、ペットはルガルガン、お抱えスナイパー(謎)はハッサム、そして相棒はカビゴンです。今回はカビゴンの型の開拓記事になります。

え、昨シーズン?何のことでしょう

 

・茶番はさておき…

今回はカビゴンについての単体考察、新型(といっても派生型)になります。

f:id:mikkop:20190103004226g:plain<オッス!オラカビゴン

可愛い、強い、一周回ってまた可愛い。

 

…そろそろ真面目にやります。

 

カビゴンといえばUSUM環境現在では、

①鈍い+ピンチベリーリサイクルの受け兼エース型または単純な受け型

②予めステロを撒いておき、あくび+吹き飛ばしの場荒らし型

の2つがメジャーになります。

そして上記2つより個体数は減りますが、

③腹太鼓リサイクルのエース型

④免疫+毒+食べ残しの嫌がらせ型

⑤自爆Z型(チェルシー氏考案∴チェル式カビゴンと呼称)→http://chelsea3710.hatenadiary.jp/entry/2018/05/15/025648

という型も一定数存在しています。

 

今回は主にチェル式カビゴンについての育成論または考察、そしてその型を基にした亜種型の提案になります。

 

・考案経緯

筆者は(特にS13)上記のチェル式カビゴンに感銘を受け、愛用して使わせてもらっていた。しかしここで一つ弊害が出た。自爆をZ技化することで威力200のタイプ一致技を2連続で撃てるというのがこの型の強みである一方で、私の主な戦法はサイクル戦である。つまり自ら爆ぜて駒を失うのは戦術上矛盾することになる(尤もこのチェル式カビゴンはタイマンを制する型なので、サイクル戦で用いること自体持ち味を活かしていないのだが)。ましてやZ切った後の自爆Zカビゴンをラス1に残してギャラドス対面…なんてことがあり、自分のプレイングの下手さも含めてもこれはマズイと思った。

しかしサイクル破壊には充分な攻撃力を持つので、なんとかこの型のカビゴンをサイクル参加させてやれないものか。

 

そこで注目したのが捨て身タックルという技である。

捨て身タックルZは自爆Zより当然威力は落ちるが、それでも190(タイプ一致補正で285)と充分。当然反動も踏み倒して攻撃可能。

筆者はこの捨て身タックルZを用いた型を模索し、一定の結論を出した。

 

・型サンプル

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持ち物:ノーマルZ

性格:意地っ張り

特性:厚い脂肪/免疫

確定技:捨て身タックル

選択肢:地震 炎のパンチ 冷凍パンチ あくび 蓄える 鈍い etc…

努力値:236(4)-156(92)-107(172)-x-155(196)-56(44)

…など

 

・解説

持ち物…

確定。

性格…

耐久重視とはいえサイクル破壊の為の威力が欲しいのでAに補正をかけます。

特性…

正直どちらでもいいです。単純に耐性を増やし、対応範囲を広げたいなら脂肪(リザY、ゲッコなどが安定して見られる)、毒による崩しを許したくなければ免疫(ガルド、耐久型など)。食いしん坊は今回論外。

技…

コンセプトとなる捨て身タックルは確定。

残りはパーティに合わせて選択になります。ただノーマル技と補完の良い地震、対面操作及び起点作成が可能なあくびはなるべく欲しいところ。鈍いは火力と耐久補強。蓄えるも耐久補強になるが、Z化すれば数少ない回復ソースになる。

個人的には地面技と補完が良いうえ、先発でかち合いやすいランドロスまたはあくびの通らないグライオンに刺さる冷凍パンチか、受け出しに来たナットレイに刺さる炎のパンチあたりがオススメです。

…と思ったらアダムス氏が同じことを考えてらっしゃった。→http://adamspoke.hatenablog.com/entry/2018/09/25/222652

(これを書き始めた頃にはこの記事の存在を存じ上げなかったので、パクリとか言わんでやってください)

努力値調整意図…

HD=C200カプ・テテフのサイコフィールド補正サイコキネシスを確定3

S=無振りドヒドイデ抜き

A=余り、なるべく多めに

ドヒドイデ抜く意味ある?と来そうだが、上記の調整でステルスロックダメージ+交代際の捨て身タックルZ+地震を上から打つことで合計94.8~110.1%と、悪くない乱数でHBドヒドイデが落ちる。…正直無理矢理な気もしますが。

ただここまで抜いておくことで同族はほぼ上から動ける。一方で最遅ギルガルドよりは遅いので我ながら絶妙な素早さ調整と思っている。

Aはかなり妥協しました。ランドロスグライオンも冷凍パンチ1発で落とせません。逆にこれまた先発でかち合いやすいH252レヒレには、捨て身タックルZから入ると70.0%~83.0%と木の実が発動しオーバーダメージになりやといった具合(この場合一旦普通にタックルしてZを切るのがベター)。

結構努力値をケチケチしたのでかなりカツカツ。おい、この調整だと耐えられない攻撃があるぞ!という方すみません、この先はご自分で調整していただけますでしょうかm(_ _)m

 

2/14追記:

努力値配分(2)

H239(28)-A157(100)-B110(196)-C×-D153(180)-S51(4)

ドヒドイデを見ることはかなり少なかったのでDSを削ってよりHABに振り直し。ほんの少しだけ耐久値も上昇し、攻撃も若干上げた。

こうすることで耐久無振りA特化メガリザードンXはフレドラ受けて地震を撃ち返せば確定落ち。ミストフィールドを展開しておくか、後ろにフェアリーを控えておけば大体技固定を嫌ってフレドラ撃ってくれる。ちなみにこの型ではYはカモ(エアスラ連続怯み、火傷は諦めてください)。

 

・相性の良い味方

カバルドン

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物理クッションと特殊クッションの役割分担。一致技だけでも優秀な攻撃範囲。さらにステルスロックを撒け、2段構えのあくびループも可能。一度レート差マッチで2体がかりで強引に削りまくった挙句マンダが暴れて勝ち、なんて試合も。ちょっとだけ申し訳なくなった。

また見せ合いの時点でゲッコウガランドロス、レヒレ、コケコなどのカバルドンが不利を取り、且つカビゴンが対面有利な相手を先頭に出させやすくするため選出が読みやすくなるという副次的効果も生まれた。

 

ボーマンダ

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相性補完に優れる。特に脂肪型なら尚更で水、炎タイプを用意せずとも炎と氷の一貫を消せる。カバと合わせて削りまくった後にこいつで舞って勝ち、というルートを作ることもできる。シンプルにカバマンダ強し。

 

ナットレイ

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ステロが撒けるうえ、ボーマンダと組み合わせても相性補完がとれている。ついでにカビゴンが貰いやすい毒も無効に出来るのも地味ながらグッジョブ。さらにミミッキュメタグロスあたりにも対面有利を取れるためマンダの補完としても優秀なのがまたグッジョブ。

ただし今度は本来は呼びたいゲッコ、コケコ、レヒレを呼びにくくなる。さらについでにマンダが呼ぶサンダー、カグヤたちにも不利対面。

 

・使用感

自爆よりも場持ちが良いことにより、サイクル戦には上々の使用感。

しかしやはり微妙に火力が足りず、あくびと組み合わせてある程度の削りが見込めるステルスロックは欲しいと感じた。

さらにバトンパに対して起点になってしまう。場持ちの良さが裏目に出るが、正直現環境では(特にイーブイバトン)あまり見ないので切っても良いか?と思う。

ステロを撒ける、なおかつ低耐久速攻型ポケモンを呼べるアグノムも味方に面白そう(メタグロスルカリオも呼んでくるが炎技を持つうえ大文字をZ化すればテンプレ調整メガメタグロスは余裕で飛ぶ)。

 

また、この型を考えて育成したのが昨年12月下旬。パーティ構築を練る時間もレートを上げる時間も足りなかった(まあ只の言い訳にしかならん)。まだ筆者は19の壁が超えられてません(´;ω;`)

 

・以上です

長々とここまで読んで下さった方もそうでない方もありがとうございます(^^)

今期は3カ月ほどあるのでじっくり上げていこうと思います。第8世代が出る前にレート1900、2000超えを目指したいと思ってます。

 

参考文献:

http://chelsea3710.hatenadiary.jp/entry/2018/05/15/025648

http://adamspoke.hatenablog.com/entry/2018/09/25/222652

 

みっこぽけ a.k.a. めるみ〜

普段はニコラップ、東方やポケモンのアレンジなどの音楽作ってます。

@meltme0720