【ポケモン剣盾】Curse you!? ガラルサニーゴ【単体考察】
皆さんいかがお過ごしでしょうか、めるずです。昨今の新型コロナの影響でほぼ引きこもり状態になってます…
さて本題。
本当に最近のポケモン環境が分からなくなってきましたね。カビゴンがミミパルトらと覇権を取ったと思いきや早速メタが張られて、と思ったら今度はそれにもメタが張られとよく分かりません。
さて今回はガラルサニーゴについての考察になります。
ご存知進化の輝石による高耐久に加え、鬼火や力を吸い取るといった物理受けのスペックが高いポケモンです。
一方で特殊に対しては瞑想を積むかミラーコートではね返す、このくらいしか対応策がなく、なるべくなら特殊相手に出すのは避けた方が良いですね。
また現状猛威を奮った鬼火撒きドラパルト、呪いミミッキュには対応しづらいうえ、普通に身代わりにもとことん弱いです。しかも攻撃性能が皆無なので起点にされ放題。
しかしこの問題を解決する型、というか技があります。
それが「のろい」です。英語ではCurse。
ゴーストタイプが使用すれば自分のHPを半分減らす代わりに相手に毎ターン1/4のスリップダメージ。まさしく呪い。
それ以外のタイプが使用すれば素早さを1段階下げ、攻撃と防御を1段階上げる。こっちは鈍(のろ)い。
余談ですが僕の相棒ポケモンの都合上よくお世話になる技です。
では具体的な型紹介になります。
・物理受け兼切り返し型
性格:ずぶとい/のんき
持ち物:しんかのきせき
基礎ポイント:HB252振りをベースに調整
確定技:ちからをすいとる/のろい
選択変化技:ステルスロック/おにび/めいそう/くろいきり/ドわすれ
確定技2つはコンセプトゆえに確定。じこさいせいがあれば…また変わったかも。
のろいは身代わりや積み技でガラルサニーゴを餌にしようとするポケモンにことごとく刺さります。
具体例としては耐久調整を施したダルマモード持ちのガラルヒヒダルマとの対面(実際S5中2回程対面しました)。ヒヒダルマ側はみがわりでナイトヘッドを耐えてはらだいこぽんぽこ…と目論んでいたはずが逆にそのターンのスリップダメージで残HP1/2に持ち込まれる為、はらだいこが出来なくなります(オボン持ってても結局一緒)。はらだいこが出来ないヒヒダルマなど一切怖くありません。2、3ターンはこちらも回復は出来ないので大概は1:1交換ですが、パーティを全壊されるよりは絶対マシです。
また流しを誘いやすい為ステルスロックとも非常に相性が良いです。一応選択とはしましたがほぼ確定。
・相性が良い味方
死に出しすればほぼ確実に2ターン分のスリップダメージを稼げることと、ミミッキュ元来のストッパー性能から相手の積みへの強引な切り返しに向きます。ドリュウズやオノノクスなどの苦手な型破り物理アタッカーは大概サニーゴで相手出来るので役割補完も良い。
タスキ持ちアタッカー
ほぼミミッキュと同じ理由。あと一歩火力が足りないポケモンや足の速いポケモンならスリップダメージやその回数を稼ぎやすいことも相まってモアベター。
スカーフ持ちアタッカー
具体的には最速78族以上か最速97族以上の素早さラインを持つとより良い。
前者はスカーフで最速ドラパルトを抜ける。後者はスカーフ持ちが多数なガラルヒヒダルマに確実に上を取れる。スカーフトリックや悪巧みが使えるロトム軍団にも強いとモアベター。具体例としてはサザンドラなど。
特殊受けポケモン
単純に受けのサイクルに。具体例としてはHDドヒドイデやカビゴンなど。特にトゲキッスを見られるポケモンならモアベター。
前者はトーチカで行動回数を稼ぎやすく、さらに特性により退いても行動回数を稼ぎやすい。黒い霧も完備。デメリットはこちらも起点にされやすい点。
後者はトゲキッスに強い。あくびも打てるのでステルスロックとも好相性。型はくいしんぼうでもあついしぼうでも。またノーマルタイプゆえタイプ相性も良い。デメリットは共にはたき落とすをされると一気に弱体化する点。また低速ゆえ一撃技に弱い、またトゲキッス対面も最悪エアスラで怯みまくる可能性大という弱点もある。
・苦手な相手
はたきおとす持ち
こればっかりはどうしようも無い。ただし切り返しに特化させると割り切るなら比較的リスクは小さくなる。
毒持ち
同上。
まけんき/かちきアタッカー
ウォーグルやキリキザン、ミロカロスなど。技の都合上回復技を打ちづらく、正直かなりキツイ。かちき持ちはそもそも役割対象外であることが多いのでまだしも、特に物理アタッカーのウォーグルやキリキザンはまずい。ほぼのろいかステルスロックを撃って退場となる。
一撃技持ち
略。一発目から博打に出るのやめてください。
怯み技持ち
同上。特にのろいを撃つ都合上半分削れている為、切り返した後にドリュウズなどの役割対象が出てくることもある。
最後に
この子で勝ち星をたぐり寄せたことも多々あります。一方でハマらなかったりHP削った都合でサイクル不利になって負け…ということもあり。まだまだ研究は必要なようです。
もしこの型にご意見、もしくは感想等ありましたらお気軽にコメント欄等にどうぞ。
以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。