【USUM S14中盤使用構築】太陽と三日月と愛すべきおデブ【最高1908/最終爆死】
S14お疲れ様でした。
・構築経緯
まずカビマンダを使いたいと思いここからスタート。ただし一般的なカビゴンは毒、はたき、トリックで機能停止するため対策としてノーマルZにした。
積みもしながら詰ませも出来る構築=勝ち筋の分散が出来るように、カビマンダそれぞれ相性補完に優れている毒まもギルガルドを採用。
またボーマンダを軸とした場合に攻撃範囲が優秀かつ積みリレーが可能になる虫Zウルガモスを採用。
ここからが迷った。
①あくびとはまた違った起点作りと詰ませが可能になる、ということでスカーフトリックが可能なポケモン
②ドヒドイデが重いので地面、電気、エスパーのいずれかの高火力が撃てるポケモン(なるべく特殊ポケで)
③ジャラランガの専用Zを封殺出来るフェアリーポケ
④電気の一貫があるので電気無効、少なくとも半減以下に抑えられるポケモン
⑤バシャーモ(特にめざ氷持ち)がキツイのでバシャーモに有利なポケモン
という5つの条件をたった2匹で満たしたい。
元は①と②と⑤が同時に満たせる耐久振りのスカーフアグノムを採用していたが、残りの③④を満たせるポケモンが電気フェアリーか草フェアリー組くらいしかおらず、一度コケコを試したもののアグノムコケコ共に低耐久。耐久値が足りずサイクル負けすることが多く、変更を余儀なくされた。
1匹はHDチョッキ霊獣ランドロス。②、⑤は半分満たせていないが④は確実に満たせる。リザードンも両方見ることができ、条件の不足を無視出来るほどの働きでした。
そして残るはフェアリーでスカーフトリックが出来るポケモン。もちろん遅すぎるとかえって足枷になるので、そこそこ速いポケモン。いるかなと思ったがいたじゃないですか、ミミッキュが(何でも出来るなこの子)。ついでに嫁枠かつバシャ、ドヒドに有利なカプ・レヒレさんも同じことが出来るので途中カバ展開の重さにミミッキュと交代で採用した。
ということで組んでみれば結果厨ポケかつ高種族値パの出来上がり。ぶっちゃけ面白みが無いが、相棒枠のカビゴンと共に高みを目指すパーティが出来上がった。
・個体紹介
カビゴン(NN:カンボゾーラ)
意地っ張り 厚い脂肪 @ノーマルZ
捨て身タックル 地震 冷凍パンチ あくび
H28 A100 B196 D180 S4
配分の詳しい調整意図はこちらを参照あれ
→https://mikkop.hatenablog.com/entry/2019/01/13/001350
相棒枠。オリジナル調整。色違いでプレミアム感出て幸せです。
この型のコンセプトは有利対面を作って1匹吹っ飛ばして数的有利を作ること。NNの由来は青いカビゴン→青カビ→ブルーチーズ→ブルーチーズの一種。
あくびで起点化も回避でき、最悪寝ても後ろの積みエースの起点にしてしまえる。ウルガマンダの苦手なスカーフゲッコにも強い。が、今期はけたぐり持ちに何度か当たりました。誰やカビゴン流行らせたの。
ボーマンダ(NN:さわぐどん!)
→
捨て身タックル 竜の舞 身代わり 羽休め
H164 A84 B4 D52 S204
調整意図
H 16n-1
S 最速ジャローダ抜き
1ウェポンマンダくん。元は1ウェポンは恩返しだったがABミミッキュの増加、耐久調整しつつ火力を求めたことなどもあり反動は痛いが捨て身タックルに変更。
NNはフレ戦などで型偽装可。
ウルガモス(NN:RX)
控えめ 虫の知らせ @ムシZ
炎の舞 虫のさざめき 身代わり 蝶の舞
H4 CS252
調整意図
特に無し
1/3以下に体力管理&蝶舞→Zパワー解放→最強。
具体的には知らせ発動+1舞でASマンダが余裕で消し飛ぶ。他には知らせ未発動+1舞だけで実数値H153-D105メガリザードンXが68.7%の中高乱数1。要するに半減?何それな子。ただし火山ゴキブリで止まります。
NNの由来はモチーフが太陽→太陽の子→仮面ライダーBLACK RX。リボルクラッシュの威力といい、結構ぴったり。
ギルガルド(NN:もみじ)
穏やか バトルスイッチ @食べ残し
シャドーボール 影討ち どくどく キングシールド
H252 B4 C60 D156 S36
調整意図
貰い物なので伏せます
何の変哲も無い毒ガルド。NNの由来は長くなるが一応東方projectの犬走椛から。
クッション枠としても採用。強さは言わずもがな。ボーマンダの相方としてDに厚くおけば受けが利くため、HDベースに。
ただしカビゴンの免疫個体が若干ゃ増えてる気がしたため、時々聖剣持ちの個体にしようか迷いました。
カプ・レヒレ(NN:フィン)
波乗り ムーンフォース 冷凍ビーム トリック
B4 CS252
B 余り
CS ぶっぱ
筆者の嫁ポケ。元は瞑想個体だった子を魔改造しました。ミミッキュと交代でインしたお。18台にてカバマンダ構築に負ける試合が目立ったこと、またヒードランでウルガが止められることからなるべくヒードランの選出を躊躇わせるために採用(カビ、ランド、レヒレ、マンダといてドラン出してこないでください)。舞って来なければマンダの恩返しを1発耐えるので理論上有利対面。
霊獣ランドロス(NN:ペースト)
意地っ張り 威嚇 @突撃チョッキ
地震 岩石封じ 叩き落す 蜻蛉返り
H212 A44 B4 D220 S28
調整意図は貰い物なので伏せます(と言ってもめちゃくちゃメジャーな調整ですので…)
クッションその2。
HDベースゆえにリザードン両方に強く、ニトチャ積まれてもめざ氷食らっても岩石封じで切り返せる耐久力。
ミミッキュでお相手の先手の1匹倒す→お相手リザ(Y)死に出し→ランドにバック→ニトチャ積まれる→めざ氷撃たれるも耐える→岩石でリザ死ぬの流れは18台で目が腐るほど見た。
他にお世話になったポケモン
ミミッキュ(NN:ピカずきん)
陽気 化けの皮 @こだわりスカーフ
じゃれつく 鬼火 道連れ トリック
H4 AS252
調整意図
特に無し
地雷枠。筆者は気付いてしまった、スカーフトリックがどうやら自身のお気に入りの戦法だと。1ウェポンはジャラランガ、ボーマンダに有効打となること、ゴースト技はガルドも持っていることからじゃれつくに落ち着いた。
よく開幕ゲッコウガを上から持ってくのを笑って見てました。ただし先述の通りカバ展開がきついと感じたので交代。
・重いポケモン
水&フェアリー組
ウルガが耐性不利、全員耐久力が高め、つまりウルガマンダで倒しにくい。マリルリ以外はカビゴンで対応可能とはいえキツイ。
ステロ撒かれるとウルガが削るくらいしか役割が無くなる。ドラン単体ならまだしも、こいつの取り巻きも含めるとサイクルが地獄の道に。何度となくウルガにめざ地仕込もうか迷いました。
・結果
このあと負勝勝で1908乗りました(が、この後はお察し下さい)
最高1908でした。目標だった1900台、なんとか第8世代が発売される前に乗れて良かったです。
が筆者の特性、飽き性が発動したため他のポケモン、と試行錯誤してる間にズルズル下がり、終いには憑き物が落ちたように勝ち方が分からなくなりました。
それでも一つの手ごたえを得た構築なのでここに残しておきます。ここまで読んでいただきありがとうございました。